久しぶりにフルハルターへ行ってきました。以前に購入したおぼろ昆布をM程度に研ぎ直してもらうため。去年のうちからメールでお願いしていたのだが、「来年店に来て」的な返答をもらっていたので、会社の帰りにちょっと大井町。

19時閉店と言うことだったが、最近はちょっと早めに店を閉めているとのことで「なるべく早く来てください」なので、会議終わって速攻で早退してやりました。罪悪感? 全然ないけど?

依頼自体はすぐ終わった。最近は新しい万年筆買ってないですから。いやもう全然。物欲? 何それ美味しいの?
先日も神楽坂へ行ってはみたものの、日曜だったため山田紙店も相馬屋も休みで原稿用紙買えませんでしたし。ポンドもユーロもドルも値上がりして海外通販も控えておりますし。Diamineのインク買っておいてよかったなあ。ブルーブラック、やっぱり新宿にもおいてない気がする……

最近はもう、インクも固定化されてきて、新鮮みはない代わりに落ち着いてきたなあって思ってる。たぶん去年大腸を切ったときに物欲も減ったんだと思う。ほら……腸は第二の脳って言うし……ホルモンとかの分泌を担ってるって言うし……

あーもしかして去年、万年筆って1本しか買ってなくね? しかも3月以来じゃね?
今年はできれば1本も買わずに済ませたいが、そういう事言うと買っちゃうんだよね……これが言霊ってやつなのか……まあ、年明け一番にフルハルター行ってるようじゃ先が思いやられるわけなんですけれどもね……


2012年の4月にフルハルターでペンケースを購入して1年半くらい。毎日鞄に入れて持ち歩いていたら、こんな感じになりました。

<2012年4月撮影>

FULLHALTER Quartet/Papavero

FULLHALTER Quartet/Papavero

FULLHALTER Quartet/Papavero

FULLHALTER Quartet/Papavero


<2013年9月撮影>

fullhalter/Quartet

fullhalter/Quartet

fullhalter/Quartet

fullhalter/Quartet

全体的に色が濃くなって、傷が付いていい感じにこなれてきた。まあ引っ越して部屋も変わったからライティングとかは大分あれだけど……

触った感じは、なんか……なめらか? になったような感じがする。新品のざらざら感がなくなって、手のひらに馴染む感じかなあ。こういうのが革製品のいいところ。さすがに糸がほつれたり、へたったりした部分はないです。緑もいいなあと思ってたけど、赤にしてよかったとも思う。

まだ、これから大分長い付き合いになりそうです。



日本橋の、丸善 世界の万年筆店りに参戦してきた。大橋堂からメンテナンス葉書をもらったので、まあ住所変更のご報告も兼ねていかなくちゃな、と思って……ちなみに今年は日本橋三越とは間違えなかった。3回目にしてようやく体得。

地下から入って、なんか「手書きの魅力を伝える」というサブタイトル通り、B1エスカレーター近くに満寿屋の原稿用紙とかSOLAのノートとかストーンペーパーのノートとかが平積みになってた。でも今回の目的は第一に大橋堂なので、わき目もふらず1階へ上る。

葉書をお返しして、万年筆のメンテナンスを待つ間、そりゃあ目の前にある万年筆を触りますよね。大型ペン先のやつとか使ってみたいじゃん。今回、玉虫塗の大型ペンはなかったのでセーフ。試し書きのとき、病的に紙いっぱいに「東京都」と書き続けたのは私ですすいませんでした。いや他に何も思いつかないというか、なんか恥ずかしいから試し書きのときは住所とか書いちゃう。好きな言葉とか書けばいいとかファジーなこと言ってたら、次の客ににやにやされちゃいそうで怖い。私なら確実にニヤニヤする。

ちなみに所有している大橋堂の万年筆は3本。すべて小型ペン先のついているタイプだったのだが、前回の祭りで大型ペン先のものを使わせてもらって以来、なんかあの微妙なふわふわ感が忘れられなかったのは事実。書きなぐるタイプだからペンのタッチは堅い方が自分に無ているとはわかっているんだが、M1000とかビンテージのモンブランとかのふわふわ感、あの跳ね返ってくる感じ、も、実は大好きなのだった。

大橋堂の小型ペン先、特に極細〜細字は、硬い。細軟であろうが硬い。それはそれで書きやすいんだけど、大型ペン先はまた別物のような感触なのですよ。同じS-Fなのにね?

そういうわけで、まあ、今回は「自分の快気祝い」という大義名分がありましたので。

Ohashido PCI type
桐の箱。正直、家にいくつあるんだよ……と思った。猫がものすごくにおいをかいでいて、隠し場所から引っ張り出してまで床に落としていた。落とした後は興味を失ったようだった。なんなのあの子……

Ohashido PCI type
だいぶ前から作っているという、オーソドックスなPCI型。黒い漆がかっこいいです。「快気祝い」ということで朱色の方を勧められたのだが、なんかあれ系の色はモンブランのコーラルレッドで満足しちゃってるし、やっぱりここは潔く黒だろう、と、15分以上は悩んで決断した。黒・金という組み合わせは最近大好物ですよ。まあ、他の万年筆がみんな梨地、津軽、玉虫塗、と派手なのばっかりだからちょうどいいかなと。

Ohashido PCI type
津軽塗と長さの比較。やはり大きいです。同じ値段でキャップトップの形が違う軸もあったんだが、ちょっと短かったし、キャップトップはフラットなのが好みなので最終的にはこちらを選んだ。キャップを付けずに使うには、このくらいの長さがちょうどよさそうだったし。
エボナイトに黒漆。表面のぶつぶつがあるから薄く塗ってあるんだそうですよ。コのぶつぶつは滑り止めなのかな……いやしかし、津軽塗と比べてみると潔いデザインだなあ。形はほぼ一緒なのに。

Ohashido PCI type
大型のペン先。一回り以上でかいです。刻印などは一緒。それだけでこんなに書き味が違うのだなあと感心した。ニブサイズはどちらもF。Mくらいでもいいかなと思ったけど、なんか最初に試し書きしたこの書き味がものすごく気に入ってしまったので。でもMも試させてもらうくらいはよかったかもしれない。まあ、後の祭りってやつですね。

Ohashido PCI type
キャップリングの金色とクリップの金色が、なんか全体的に親父くさい……というか万年筆っぽい。なんかすでにアンティークの風格さえありそうな佇まい……朱色の方も、ずっと使ってたら経年変化で面白く変わるのかもしれないけど、黒は黒で地味でいいよね。

Ohashido PCI type
ニブサイズはF。最近細字が好きなんだよなあ。一過性のブームかもしれないけど。

インクは、ちょうど当日に届いたDiamineのBlue blackを入れてみた。チャレンジ。色味については後程別記事を書こうと思うが、いやーなんかやっぱりいいですね!
店頭で試し書きをした時よりは若干硬い印象がある。線が細く出るのは満寿屋の原稿用紙を使っているせいもあるだろうが、やはり店頭と自宅の机では姿勢も違うし印象も変わってくるのかもしれない。うん、でも、軟らかさで言ったら

M1000>146(テレスコープ)>大橋堂>>越えられない壁>>>>M800

みたいな感じかな。M1000とはまた軟性のベクトルが違う気もするが。どちらかといえば、テレスコープ146に近いかなあ。ふにゃっとしなるんじゃなくて、金属自体に柔らかさがある感じ。うん、よくわかんない。

相変わらずクリップでかいなーとおもいつつ、メンテナンス中は万年筆よりもバイオハザードの話題で盛り上がってしまったのは秘密です。まあ快気祝いだからいいよね、と自分を納得させつつ終了。



大惨事

2013.03.02 Saturday 17:22 | stationery : pen | comments(7) | trackbacks(0) | -
20130302165329
……っうわああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!1



スプレマ・ペラーゴさんが大変な事に……久しぶりにインクでも入れてみるかな、なんてキャップを開けたらこのザマだよ!

まあ、別にペン自体が折れたわけではなく、透明なインクタンクとペン先ユニットのねじ山が……外れだけなんだけど……ほら、カップのソフトクリーム、あれの蓋を開けようとして失敗して、アイス部分が全部カップの上部分に残ったままになってしまった感じ。悲しいソフトクリーム状態w

インクタンクのねじ山、二回転半位しかないからね……大分弱い、これがイタリア・クオリティなのか……しかしこれどうしよう。中に何か突っ込んでペン先ユニットを引っ張り出そうにも、ねじ山が死んだらアウトだし……

ということで、まだ放置してる。いっそこのまま、飾って置いたら格好いい置物、として一生を終えてもらうか……いやいやそれではもったいない、しかしなあ、と逡巡しています。修理に出すしかないのか、でも恥ずかしいよなあ。後最近万年筆の修理やってる店が軒並み受付中止でこまってる。テレスコープの144もコルクが痩せてインク吸入できない状態なんだよね。乾燥しないように水を入れて保存して置いたんだが、退院したら乾いてました(テヘペロ……まあ、本当は入院前から知ってたけどね……

引っ越したら川窪万年筆も遠くなりにけり


20130302164940
先日購入した10本差しのロールペンケースに。とりあえずやっとかないとと思った。反省はしていない。LAMYはそんなに持ってないのでやらなかった。どんだけモンブラン好きなんだ、と半ば呆れかえりつつ、でもやっぱりホワイトスターは可愛いなあと思った。

PARKER75

2012.11.21 Wednesday 17:56 | stationery : pen | comments(7) | trackbacks(0) | -
なんか、通販サイトのポイントが1万円くらいあって、「使わないと失効するよーもう間に合わなくなるよー」というセールスメールが来たので、とりあえずこれでいいや安部公房好きだし、とぽちったパーカー75。安部公房が使っていたとして有名なパーカー75です。

PARKER75 / Diamine Twilight
ボディはスターリングシルバー、模様はシズレ。何の変哲もないおっさんくさい万年筆ですが、軽くて持ちやすい。私は結構後ろの方を持つうえに癖があるので、ペン先部分が回って黒い部分のへこみの角度を変えようと変えまいととあんまり関係ないのが残念。ノートはA5サイズのツバメです。比較するとわかるように、万年筆としては小ぶりで、携帯しやすいサイズ。軽すぎるかな、と思ったけど使ってみたら別に軽かろうが重かろうが関係ないんだな私の場合……

PARKER75 / Diamine Twilight
ペン先含む銀色の部分が回転するようになっていて、自分の持ち癖と指先がフィットするように黒い部分のへこみの位置を調整することができる。初期の75には、銀色部分に掘り込まれた目盛に「0」という表記があったそうだが、これは「0」表記のないタイプ。

ペン先はXF。極細ですかね。なんかそういえば75の太字って見たことないな。数が少ないとか、極細はあんまり売れなくてデッドストックが多いのかはわからんが、中古で出てるものは細字〜極細が多いような印象がある。

PARKER75 / Diamine Twilight
書き味は、硬くて軽い。ペン先のしなりはほとんどないが、その分速記とかゴリゴリ書くのには向いていると思う。当たりの個体だったのか、インクフローもよく、最初の1画目から問題なく使用できました。イリジウムもあんまり削れてないみたいだし、デッドストックだったのか、あまり使われずに放流されたのか。

最初はパーカーのブルーブラック入れてたんだけど、今はDiamineのTwilightを入れて使っている。日本橋丸善で「パーカー75で使えるコンバータ下さい」って言ったらすぐ出てきたよ。さすがプロフェッショナル。まあ、現行のカートリッジも余裕で使えるんだが、コンバータの方がいろいろ便利そうなので……

机に向かってじっくり書くというよりは、携帯してがしがし使うタイプのペンかなと思う。安部公房はヘビーユーズで壊れやすいとか耐久性がどうの、とか文句を言っていたようだが、普通に使ってれば堅牢な方だよこれ。軽いしペン先硬いし。いやむしろこれを破壊するほど激しく使用していたということか。文豪ってすごいなー……

パーカー75専門の収集家が存在しているそうだが、確かに使いやすいペンだよな。大分実用寄り。ポイント使ってタダ同然とはいえ、いい買い物をしました。


20120907084753
今年も大橋堂からの葉書が届いた。いつも葉書は回収されてしまうので、今回も写真に残しておこうと思う。

現在大橋堂の万年筆は細字2本と極細1本を所有しているのだが、極細の出番が少なくて困る。あんまり小さい字をちまちま書くことがなくなった今、一番使用率が高いのは中字なのだった。ペン先交換って、どのくらいかかるのかな……津軽塗の禍々しい軸はものすごく気に入っているので、ペン先を変えてもらってもっとヘビーユースにしてみたい……との欲望がもくもくと湧き上がってきているのです。どうしよう、とりあえず丸善にはいくけど。もう1本買うっていう選択肢はない(今のところ)



先日、ペンケースを買ったついでに(と言うにはちょっとあれだが)万年筆買ってきた。

行く先々で『森山スペシャルは持ってた方がいい』と言われ続け、ペンケースを注文しにフルハルター初体験の折、テーブルの上にあった緑色の万年筆に一目惚れ。でもインク窓が蛍光緑なのが気に掛かるぜ……と迷い続けて数ヶ月、ペンケースを引き取るついでに『まだ在庫ありますか』という魔法のコマンドを発動してしまったあの日……

折しもゴールデンウイーク真っ直中、電車の中はイベント帰りらしい(腐)女子の集団で埋め尽くされ、外は土砂降り、風邪で微熱が続いてふらふらすると言う最悪のコンディションの中、行ってまいりました大井町。

Pelikan M101N
限定版だからなのか、なんか格好いい箱に入っていた。お洒落名刺はフルハルターの保証書もかねています。ペリカンの保証書と、フルハルターの保証書2通が付属します。何か問題があったらすぐ来てね、とのこと。

Pelikan M101N
高価な昆布……
ボディはすこぶる軽いです。ちょっと物足りないくらい。M800より2cmくらいは短いだろうか。私は元々の100番を持ってないので何とも比較できないのだが。

クリップはレトロな感じで可愛い。ペリカンの顔ではなく、大きくカーブした昔のもの。ペリカンのラインナップの中では、実はこれが一番好きな形だったりする。長いキャップトップとか……

Pelikan M101N
猫の襲撃。何故かこの猫は、万年筆のペン先とインクに異常な興味を示す。特にエボナイトに反応する。
インク窓はこれでもかという蛍光グリーン。もうちょっと位色でも良かったんじゃねえの?
これがネックになって購入を見送っていたのだが、考えてみればインク入れちゃえば何でも黒くなるんだよなあ。

Pelikan M101N
インク入れちゃってみた。やはり黒い……インクを入れてみると、蛍光グリーンもなんかバランスが良いような気がした。

Pelikan M101N
ペン先はBBです。とりあえず、太さはそのままBBにしてもらった。ちょっとスタブっぽくしてもらったんだが、それ以前にBBなのでよく分からない。

Pelikan M101N
天冠は彫り。ここがビンテージの方と違うところで、どうせならセルロイドとかエボナイトとかにしてくれれば良かったのになあ、と残念な部分。彫ったところを金色で塗ってくれても良かった。でもそうすると諭吉一人分位は余計に払わなきゃ行けなくなるのかなあ。悩むところです。

pelican 101n
正直、BBは太すぎた気がしないでもない。Mくらいで良かったような気もする。最近中字が好きだからね。しかし字幅の好みは結構ころころ変わるので、しばらくはこのままで行ってみようと思う。最悪、細くしてもらうことは出来そうだし……

インクはR&Kのサリックス入れてみた。少しは字幅が絞れるかなと思って。あんま効果はなかった。なんかもっと変な色を入れても良いような気がした。

そして、なんかキャップを開けたり閉めたりすると滓が出るなあ、とおもってキャップを振ってみたら、変なのが出てきた。
多分キャップトップの削り滓だと思うけど、なんか虫みたいで怖い……ペリカンさんしっかりして下さいwww


ohashido
大橋堂から葉書をもらったので仕事帰りに行ってきた。今回は日本橋三越と間違えることなくたどり着いた。

地下鉄からつながってるB1は、なんか万年筆メーカーがブースを作ってる。正直、客の数より売り子の数の方が多いのって……どうなの……ここで立ち止まったら絶対に買わされると思った。あぶねー。
あとで思い出したが、いっせんまんえん以上するギメルがあったんだった。もっと見とけばよかった。

それから1階に上がって、大橋堂ブースには先客がいたので、その辺をうろうろする。レザーのペンケースが各種並んでて、手触りを確かめたりできた。さすがにソメスは手触りがよかったが、なんかおっさんくさいな……とかいろいろ。WILDSWANSのピーカブーの2本差しがあった。

順番がきたので、大橋堂に葉書を返してメンテナンスをしてもらう。在庫数が結構少なくなってて、売れたのかなあと思ったら、まだ漆塗り職人さんのところがいろいろあって万年筆が増えないらしい。そういえば震災から1年だなあと思いつつ、職人さんがんばれ、と思った。

マーブルエボナイトの軸があって、それはちょっとほしかったけど自重した。しかしものすごく書きやすかったな……しばらくは、塗りのないものが主流になる模様。あ、もうすぐ三越の方にくるらしいです。誘われたよ。断ったけど。うかうか出かけていったらまた財布が軽くなってしまいそうだからな!

コンバータの中まできれいにしてもらって、メンテナンスは終了した。調子よくて、全然問題なかったんだけど何となく出かけてしまった。今回、マーブルエボナイトを我慢できた私は偉いと思った。大型のペン先か……まだ持ってないんだよな……

帰りがけ、またB1にいって、ロディアのDot Padを買った。何も買わずに帰るのは何となく悔しかったので。紳士なノートのクリームの方もついでに、とか思ったら、シルキーの方しかなかった。何の陰謀だ。クリームは人気がないとでも言うのか。すごすご帰ってきた。通販で買うからいいもん。



ohashido
帰宅したら、大橋堂から手紙が届いていた。無料メンテナンスのお知らせ葉書。そう言えばダイレクトメール以外で自分宛の郵便物ってあんまり来ないなあと思いつつ、そう言えば私はひどい筆無精なのだった。

震災後、丁度1年になる折、3月1日から7日まで、日本橋丸善の世界の万年筆展にいらっしゃるそうです。今回はスルーしようと思ってたのになあ。しょうがないなあ(ニヤニヤ)

私は日本橋丸善に行こうとすると何故か日本橋三越についてしまうというミラクルを数回連続で起こしているので、今回も気を付けねばなりません。この葉書を持参すると毎回回収されてしまうので、今回はきちんと写真に収めておくことにした。iPhone便利だぜ。

一緒に写っているのは、二四時間悩み抜いた挙げ句購入した津軽塗。今思えば、買っておいて本当によかった……あれが震災前、1年も前だとは思えない気分だが……。
一年前にはこの世に存在しなかった猫が何故か我が家に二匹増殖し、思えばこの日からいろいろありました。スクーターでこけたり(傷痕まだ消えないorz)職場が変わったり、あー、あとは平将門の首塚に偶然辿り着いたりだとか……

しかし相変わらず、この、触れたところから呪いが感染しそうな禍々しい模様が大好きです!


キャップレス、とりあえずしばらく使ってみた。
古いものなので心配していたが、何日間かペンケースに入れて持ち歩いてもインク漏れはしないし、まあ多少ペン先が乾きやすいかな? 程度で何の問題も発生していない。

Namiki-Ppilot vanishing point
インクはほどよく流れ、書き味は極細のかりかり感はあるものの引っかかりなどは全くなし。優秀な極細だと思います。
5mm方眼に、ほらこんなにも細かい文字が!

しかし私は、文字の大きさとか、とめ、はね、払いとかにまったく拘りがないのだなあ。太字なら大きな文字を書き、細字ならそれなりの文字を書く……無地ノートはこれだからやめられないですな。だって適当で良いんだもん。

学生時代には、0.3mmの製図用シャーペンでノートを取っていた。大学受験もこれ1本で乗り切った。何となく験担ぎで……他のを使わない方が良いような気がしたので。大学の講義もこれと無印の茶色いルーズリーフで統一してた。万年筆にはまる前から文房具は好きだったので拘りがあったようだ。

「勉強する」という行為が自分の生活の中からなくなってはじめて、小学三年生から使い続けてきたシャーペンを使わなくなった。それから数年後、万年筆に出会うまでは、ほとんど手書きでなんか字を書いていなかったような気がする。自分の字を見たの、ずいぶん久しぶりだったような気がした。

で、紆余曲折あって現在に至るわけだけれども、そのかつての習慣の名残で、細字万年筆は自分に合っているようです。149のBニブで書き殴るのも楽しいけどな。

そんなことをつらつらと思い出しながら、キャップレスをかちかちやってペン先を出しては眺めて過す日々です。クリップは意外と邪魔になりません。



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