趣味の文具箱が出てたので確保。なんか予告で海外インク特集、みたいに書いてあったからR&KとかDiamineとか日本未発売のインクがたくさん載ってるに違いない、とwktkしてたら、普通にドクター・ヤンセンとかプライベートリザーブでがっかりした。確かに海外ですけどさー。
ドクター・ヤンセンの新色が発売になったという噂はちょっと前から小耳に挟んでいて、でも色見本も見てないし、コナン・ドイルの緋色はともかくとして、ダーウィンの<ジーンズブルー>って何だよwwwwと思ってたら今号に色見本が載ると言うのでそれを確かめてから購入に走っても遅くはあるまいとじっと静観していたのだった。
で、それだけのために購入したといっても過言ではない今号。巻頭に色系統別各社インクチャートみたいなのが付いてて、そこの色見本を見ると結構赤みのない暗い青で好みかもしれない、S.TデュポンのBBも結構綺麗だなあ、とか何とか考えつつ、各地のセーラーオリジナルインクの色見本とか眺めてた(omaezaki瑠璃の海とNAGASAWAの海峡ブルーいいなあ)タイタニックの組織片を使った万年筆とか誰が買うんだよ……ドルチェビータのスリムは買いません(理性さんがんばって!)ペリ茶縞SEは飛びつかなくて正解だったかも知れん(負け惜しみ)……
写真を眺めたのみで、文字はほとんど読んでいない。
取り合えずダーウィンは確保した。試書きさせてもらったら意外に綺麗なダーク・ブルー。ドクター・ヤンセンだから乾いたら薄くなるんだろうなあ、と思ったらそれほどでもなく。ちなみにコナン・ドイルの在庫もまだあったようだ。試させてもらえばよかったかもとちょっと後悔した。
ついでに中屋用のコンバータの予備を買っとこうかなと、インクを出してくれた店員さんに話しかけた。
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私「あと、パイロットのコンバータをください」
店員、3種類のコンバータを出してくる。
見たこともない形状に戸惑う私。
私「中屋の万年筆に使いたいんですが……」
店員「でしたらこちら(一番長い奴)かこちら(次に長い奴)が」
私「(確信に満ちた口調で)中屋って、パイロットでしたよね?」
店員「(確信に満ちた笑顔で)はい」
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こんな会話。
私たちが<中屋はプラチナである>と言うことに気づいたのはそれから1分後のことだった。
自分でもなんでこんなことを言ってしまったのかわからない。しかも自信たっぷりに。そりゃあ店員さんだってそう思い込んでしまうよね。
お互い苦笑いしながら顔を見合わせて、無事プラチナのコンバータとダーウィンを手に入れた。一体なんだったんだろう、あれは。昨夜アレだけ指先を痛めながらプラチナのコンバータを分解してたところだったのに(硬いんだよネジが)魔がさしたとしか思えない、トワイライトゾーンか……(意訳:すごく恥ずかしかった)
今夜じっくりダーウィンで遊ぼうと思う。何でジーンズなのかは知らんが。
レビューはまた後日。