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2017.10.01 Sunday | - | - | - | -

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惰性で読んだ。土曜日発売だと、わざわざ本を買うために外出しなきゃならないので困る。

幸いなことに、特に物欲を刺激されるようなものはなかった。唯一、柘製作所の香積寺が欲しかったけど、25万は現実的に考えて出せないので安心だった。埋れ木かっこいいな。私は、クリップとかないシンプルな形が好きなのかもしれん。ポケットに差すわけでもなし……だから、大橋堂の形が好きだ。クリップいらないんだけど、と思ってたら、言えば取ってくれるってよ。まあ、継ぎ目は残るけど。

あと、各社インクのカラーチャートみたいなのが付録でついてて、これはよかった。正直これだけのために買ったといっても過言ではない。

偶然にも先日購入したセーフティの特集もあった。古いモンブランの、ホワイトスターが赤い奴がうっかり欲しくなりそうだったので理性でねじ伏せた。負けるわけにはいかない。でもちょっと実物を見てみたいかな。通称は「赤ずきんちゃん」だそうだよ。(欲望という名の)狼には気をつけて!

最近気づいたんだが(というか遅すぎるとは思うが)私はどうやら硬めの書き味が好きらしい。セーフティの柔らかさ、腰のある感じは、面白いんだけど書き殴るわけにはいかない。現行モンブランの硬さはやりすぎじゃねえの? とも思うけど。

結局のところ、ペン先の柔らかさに関しては、50年代146が最強、という結論になっている(今のところは)

しかし、万年筆って斜陽とか言われてるけど毎回毎回新作がよく出るなあ。全然終わってない感じがする。

あとCROSSのインジェが大々的にぶちあげられてたけど、あんまり興味がない。店頭で何度か見かけて試し書きしてみたけど、うーん別に、という感じ……万年筆でもなくゲルインクボールペンでもなく、一体どの層をターゲットにしてるんだろう。こうもりみたいなやつだな、というのが第一印象。滑らかで書きやすかったんだけど、万年筆ユーザとしてはじゃあ万年筆使うわ、と思う……



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エレクトラ―中上健次の生涯
高山 文彦
文藝春秋 2007-11

by G-Tools , 2008/07/22


なんかどっかで読んだことあるなあ、と重いながら読了して、作者紹介を見て愕然とした。と言うか脱力した。「少年A」14歳の肖像書いた人だった。ナルシストっぽいルポルタージュ。作者フィルター越しのルポルタージュ。読み物としては読みやすいが、記録としてはちょっとどうなのよ……て感じ。

いや、しかし、やっぱり中上健次は作家になるべくして生まれてきた男だったのだ。再確認した。
感想はこっちに書いた。入門書としては入りやすいと思った。
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迷路のなかで (講談社文芸文庫)
Alain Robbe‐Grillet 平岡 篤頼
講談社 1998-02

by G-Tools , 2008/07/16


初ロブ=グリエに完敗した。どうしようもなかった。面白かったけど、全く消化できていない。屈辱、と言うか、まあさっぱりした敗北感ではあるけど……

こっちに感想を書いた。リベンジはするつもり。
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回螺 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
安倍 吉俊
ワニマガジン社 2008-06-26

by G-Tools , 2008/06/28


暗黒漫画四部作。Amazon様でかなり前から予約して、手元に届いたのは発売日翌日でした。祭に乗り遅れた!
これは、作者であるところの安倍吉俊氏のサイトにある予告ムービーが素晴らしかったので、予約せざるを得なかった。

救いはない。
これから向かう世界のどこにも
救いと呼べるものは
何ひとつ ない


ウツロ、と呼ばれる死体をつなぎ合わせ、<思考する液体>を注入され作られた人々が、断片的な記憶だけを持って永劫に続く死の回廊で被験者として殺し合う『廃域』『白雨』、微分された死の終着点であり最下層の街で起こる『古街』『樹葬』と、4作の物語は基盤を同じくしているのだが、この世界観を説明するのは難しい。読まないと。

久しぶりに、こんなに重い漫画を読んだ。重さで言えば、押切蓮介の『ミスミソウ』に匹敵する。あれとはまったく違うベクトルを持った重さだけど。

安倍吉俊は『lain』の頃から好きで、待ちに待った刊行、であった。ちなみにlainはアニメよりもプレステの方が好き。私が全生涯で唯一クリアしたゲームである。その為だけにPS2を買ったと言っても過言ではない。

本体は2500円と高価だが、『白雨』以外はフルカラー。本自体もB5サイズで納得のお値段でしたよ。イラスト集とクオリティが変わらない。あとがきに、作品の世界観を補完する設定が書かれていて、そっちもものすごく面白そうだった。作品化してくれないかなあ。

大学の時に神経科学の講義を受けて、脳について思考しているのは脳である、と言うことに気付いてしまって以来、何となくぼんやりとした不安のような形で心の中に蟠っていた意識を揺さぶられるような、そんな作品群に通底するテーマは<記憶と意識>だそうです。擬似的に人間の脳髄と同程度の神経細胞のネットワークを形成された<モノ>は、人間と同じく思考するのか、それともその思考自体がプログラミングされた動作ではないのか。考え始めると頭が痛くなるので考えないことにしていたことを、真っ向から提示されてしまった。

しかし、とても陰惨な漫画だった。これは漫画の形態を取っているが、本当に漫画なんだろうか。読み終えるとひどい疲労に苛まれた。手足が重い。頭が痛い。そんな本。

良い本を買いました。



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熊 他三篇 (岩波文庫)
フォークナー
岩波書店 2000-06

by G-Tools , 2008/06/26


コンプソン将軍とか色々見知った名前が出てきて懐かしいような嬉しいような短編集。
「熊狩り」が1930年頃の話だとして、そこに出てくる<コンプソン将軍の孫>って誰だろう……1910年にクウェンティンは死んでるし、ベンジーは白痴だし、そうするとジェイソンしかいないような気がするんだが、ジェイソンは先物取引でそれどころじゃないだろうしなあ。他の血筋の誰かなんだろうか。

そんなことを考えながら読むと大変面白いです。コンプソン家の面々の物語であるところの『響きと怒り』は1928年が現在らしいので、『熊』とか『むかしの人々』はかなりそれ以前の物語だと言うことになる。フォークナー作品の地味な楽しみ方の一つだなあ。

例によって感想はこっちに書いた。
確かにフォークナー作品の中では明快で面白くてわかりやすいと思う。でも『響きと怒り』の方が好き。

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響きと怒り (上)
平石 貴樹 新納 卓也
岩波書店 2007-01

響きと怒り (下) The Sound and the Fury: An Authoritative Text Backgrounds and Contexts Criticism (Norton Critical Editions) アブサロム、アブサロム!〈上〉 (講談社文芸文庫) 死の床に横たわりて (講談社文芸文庫) アブサロム、アブサロム!〈下〉 (講談社文芸文庫)

by G-Tools , 2008/06/26

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闇のなかの黒い馬―夢についての九つの短篇 (1981年)
埴谷 雄高
河出書房新社 1981-01

by G-Tools , 2008/06/17


昼休みに神保町を徘徊してたら、懐かしい本を見つけた。大学の図書館で昼休みに読破したら午後の実習の間中ひどい頭痛に苛まれた、その本だった。

あまりの懐かしさに値札を見たら、あら、原価より安くなってるじゃないの。漱石一人で事足りるレベル。『死霊』も実は2巻までしか読んでないけど、懐かしさについ手が伸びた。

さぼうるに入ってあの薄暗い照明の下で読む埴谷は怖いです(><)
ずっと独り言呟いてるおじいさん(ナイスミドル)がいたけど、雰囲気って大事だなあと思った。私のなかの埴谷のイメージそのものだった、あれは。

あと、ついでに河出書房新社から出てるドストエフスキー全集の『悪霊』上下を2500円で買った。訳は当然米川正夫。Amazonで検索する時「ドストエーフスキイ」じゃないとヒットしない岩波文庫も米川正夫です。この人の翻訳が一番好きだ。異論は認める。

どうしても、おまけでついてる『悪霊』の創作ノートが読みたかった。ドストエフスキーの創作過程が知りたかったのですよ。まだ読んでないけど、会社だから。
あんな長編を、そしてあんな濃密な内容をどうやって考えるのかなあ。脳のつくりが違うのかしら。

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死霊〈1〉 (講談社文芸文庫)
埴谷 雄高
講談社 2003-02

死霊〈2〉 (講談社文芸文庫) 死霊〈3〉 (講談社文芸文庫) 埴谷雄高思想論集 埴谷雄高評論選書 2 (講談社文芸文庫) 不合理ゆえに吾信ず 埴谷雄高文学論集 埴谷雄高評論選書3 (講談社文芸文庫)

by G-Tools , 2008/06/17




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回螺 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
安倍 吉俊
ワニマガジン社 2008-06-28

by G-Tools , 2008/06/13


光の速さで予約した。発送予定日は6月29日辺りといってる。

安倍吉俊と言えばみんなのトラウマゲーム「serial experiments lain」のキャラクターデザインだ。しかも発売当時はゲームを一切やらなかった私はブームが過ぎてかなり経ったころ、プレミア価格のソフトを何とか入手して、そのためだけにPS2を買いました。クリアしたゲームは一生涯にあれだけです。まだ見てないところがいくつか残ってるけど。ハードディスクレコーダを買った今、今はまったく使ってません。
テレビアニメも見てた。深夜、一人暮らしをしていた六畳一間のアパートで。トラウマ度はゲームの方が高いと思う。精神科医と玲音の立場が逆転する辺りは……精神科医が……柊子さん……なんか、シルヴィア・プラスの末期を思い出した。画面に静止画で映る安倍吉俊のイラストが怖いよ! イラスト集買ったよ。しかも最近新版になって出たのでまた買った。テレビアニメlainのDVDを必死で集めたのに、集め終わった数ヵ月後にボックスが出やがるし……さすがにそっちは買わなかったけど。

一晩かけてDVD全話制覇したとき、最終話明け方に見てたら号泣しちゃったよなんで?

lainがPSPとかPS3で出たらハード買っちゃいそう。最後のムービーを高画質で見たい。

そんで、「回螺」は、安倍吉俊公式ブログに載ってた予告ムービーを見て購入を決意した。高いけどその価値はあると思った。安倍吉俊の絵は眺めてると不安定な気分になってくるけれども、その弱い眩暈が常に続いているような感覚が気持ちよくもある。

暗い漫画が好きです。なぜならリアル人生にそんなに都合よく救済はないと思ってるから。フィクションであるからこそ、現実世界では望むだけで手に入れられない救済を登場人物に与えることができる、と言う考え方もあるけど、そういうのを真っ向から無視して絶望的なラストシーンを描ききる物語が好きなのです。この「回螺」がそうかは解らないけども。具体的には古谷実の「ヒミズ」とか。あの後も茶沢さんの人生は続くんだよ、気の遠くなるような長い時間。映画だと「気狂いピエロ」とかいいなあ。

そういうわけで、到着を心待ちにしています。

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serial experiments lain TV-BOX
仲井戸“CHABO”麗市
ジェネオン エンタテインメント 2005-09-22

by G-Tools , 2008/06/13

犬夜叉最終回ktkr

正直、18巻くらいまで読んでた。その後は実家を出て、なんか14歳年下の姪っ子が続きを集めてるらしい。先日は「ギャグ漫画日和面白いよ」と薦めてくれた姪っ子(中2)。叔母としてはあなたの将来が心配です。

それにしても12年ってwwwwJK時代wwwwとりあえず古本屋でコンプ目指す。話はそれからだ。七人隊辺りで読むのを諦めた、と言う意見が多いようですが私も例に漏れずその辺りからの記憶がない。奈落ってまだ生きてんの? 弥勒の風穴ってどれくらい広がったんでしょうか……って思ってたら作中1年かよ! みたいな。みたいな!

高橋留美子は、うる星やつらが一番好きです。先日、大人買いしました。懐かしかったです。コタツネコ欲しい……ええ、映画で言ったらビューティフルドリーマー派ですけど。
あとはるーみっくわーるどの「笑う標的」とか、ギャグとラブコメ以外も面白いんですよ……うすた京介の真面目な漫画がかなり面白いように……吉田戦車のストーリー漫画が意外とシリアス展開で面白いように……!

「人魚の森」シリーズまた出してくれないかな。

あちこちでサンデー終了のお知らせ、みたいな流れがちらほら見えてるけど、サンデーはまだ大丈夫……ッ! 藤田和日郎椎名高志がいるかぎり……ッ!!!!1
諸星大二郎大好き。今度映画になるんですってね、「栞と紙魚子」。是非スクリーンで生首を育ててもらいたいものです。深夜ドラマの時も一度も見たこと無かったけど、段先生は井上順だったのか。てっきり阿部寛かと思ってたよ。でも、紙魚子はもっと可愛くないはずなんだ……ッ!
クトルーちゃんもヨグもムルムルもきとらさんもボリスもでてないのか……テケリ・リ!
あ、映画のクトルーちゃんは是非実写でお願いします。CG使わないでね。見ないけど。

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おやすみプンプン 3 (3) (ヤングサンデーコミックス)
浅野 いにお
小学館 2008-06-05

by G-Tools , 2008/06/07


浅野いにおが迷走してる、と言うかリミッターを外した。「虹ヶ原ホログラフ」で微妙に残ってた良心をかなぐり捨てたと思う。こういうの、嫌いじゃない。
雄一さんは一体これからどうなってしまうのか。予告通り崩壊してしまうのだろうか。

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ONE PIECE 巻50 (50) (ジャンプコミックス)
尾田 栄一郎
集英社 2008-06-04

by G-Tools , 2008/06/07


50巻だって! 時代の流れは恐ろしい。10巻くらい前の伏線をいきなり回収に掛かるからうかうか読み飛ばせない。お子様がついてこられるのか心配です。対象は既に腐女子にシフトしているのだろうか……


ヤンサン休刊乙wwww9月に20巻発売予定って書いてあるけど大丈夫なのかな。
ちなみにヤングサンデー休刊でもっとも気になっているのは、ながいけんのこれからだ……ッ! 小学館は速やかに「神聖モテモテ王国」を復刊すべき。これは神の指令ですぞ? そもそも単行本未収録があるなんて何かの陰謀じゃよー
あと、クロサギは疲れてるときに読むとさらに疲れる漫画。しろうとにはおすすめできない。コンディションを整えないとだめ。意味わかんなくなるから。それでなくても詐欺の仕組みのあたりは半分くらい読み飛ばしている……あと作者がネコスキーなのは伝わった。


主人に、今日は○○の新刊が出るのですよ、と報告すると、「君、何歳?」って言われた。「来年で30でっす!」と正直に答えた。「東大一直線」を大人買いした奴に言われたくないでーす……私も読んだけど。面白かったけど。

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このうらみはらさでおくべきか、でおなじみの魔太郎ですが、コンビニでわら半紙のやつが売ってた。懐かしくなって久しぶりに読んだ。踊らされている。

読み返してみると、魔太郎が結構まともな人間だったので驚いた。昔の印象だと、もっと逆恨みでひどい仕返しをする厭な小学生、だったのだが、普通に勧善懲悪のダークヒーローだった。しかも結構いいやつだった。父親を詐欺にかけた不動産屋をほにゃららしたり、骨格標本盗難の濡れ衣を着せた相手をもにょもにょしたり。なにもそこまで、と思うことはあるけど。そして何より、魔太郎、中学生だった。

全巻通して読んでないのでまったくうろ覚えだったけど、とにかく藤子不二雄Aの負のエネルギーをひしひしと感じた。つい最近まで、藤子不二雄Aと赤塚不二夫を混同してたことは内緒だ!

また、わら半紙の質感がいい感じに古っぽさをかもし出してるんだよね……

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