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同じプラチナのカーボンインクを入れたセンチュリーのブルゴーニュ《シャルトルブルー(使ってるのはカートリッジの方だけど。

結局、ローラー&クライナーのドキュメントインク(ブラック)から入れ替えた所、1画目にインクが出ないという症状も改善し、むしろぬるぬる出るようになって、え、これってUEF……だよ……ね……? みたいな感じになった。プラチナのカーボンインクに比べて、R&Kはフローが渋めということなのか。同じシリーズのブラウンはそんなことないのになあ。ちなみにこのブラウンは赤味があんまりなくて、黄緑寄りで私の好きなタイプのセピアなのでお気に入りです。

こうなってくると、なんで同じ字幅で同じ万年筆を2本買ったのかわからなくなる。むしろこの字幅ならEFとかでも良かったんじゃないか……とか色々考えるのだけれども、これは素人自己調整の弊害というか、まあなるべくしてなったんだからいいとして、これ、文字を書くにはとても気持ちのいい細字ペンになりましたよ(負け惜しみ)? もっと細い線が引きたくて超極細を買ったんだけど、まあ、大分線が太って当初の目的とはかけ離れてしまいましたけれども……

ちなみに、この2本、字幅はほぼ一緒だけど書き味は違う。ブルゴーニュのほうがカリカリで、シャルトルブルーはヌルヌルしてる。それは多分……インク溝を掘りすぎたせいで……でもイリジウムの大きさが違うわけでもなし、プラチナのUEFの変態的な細さって、やっぱりインクフローを絞り気味にすることである程度実現されているのかもしれない。これはたしかに私には向いてないわwwwつゆだく好きだものwww
けれども、現状、実は大変満足しております。筆圧を調整してなんとなく細い線が引けるようにもなってきたし、文字を書くのにはいい感じのフローだし。ほかの万年筆にはないカリカリした感じも変化があって面白い。極細線が引きたい時はマルチライナーとかつけペンとか使うんだけど、書き味がぜんぜん違うから結局万年筆に戻ってくる感じ。

今回はやってよかったと思うけど、もう二度とやらないぞ(決意)




 


昨日、豊岡クラフトのペントレイをニヤニヤしながら眺めてたら気がついたんだけど、2016年の限定サファリが紫(ライラック)で、限定含めると6色全部揃ったのになんでLAMYはおそ松さんとコラボしないの?

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ちなみにうちにはこれしかなかったw (最近のほぼ日手帳は、猫のうんこの状態を記録するノートと化しています)(書き込むべき予定が皆無なので落書き帳として活躍中)(だったらもういっそ普通のノートでいんじゃね、と思い始めた今日このごろです)

セーラーが文豪ストレイドッグスのコラボ万年筆出したし、プラチナも出雲シリーズで刀剣乱舞(ry まあ文豪ストレイドッグスは太宰治だけじゃなくて他も全員文豪じゃねえのかよって突っ込みたいけどそもそもあれは文豪本人じゃなくて文豪を擬人化している(らしい)ので誰一人小説書いてなくてもセーフなんじゃないかとか人間を擬人化ってどういう事だよ猫に猫耳つけるようなもんかよとか色々思うところはあるけれどもモンブランはそろそろ作家シリーズでラヴクラフトを出したらいい。ペン先はヨグ=ソトースで(多分蛸足系の触手)! ボディは黒地に赤いラインがいいです(輝くトラペゾヘドロン的な意味で。箱はもちろん金属な!)(ホワイトスターが五芒星になってたら多分買う)ちなみに刀剣乱舞のことはハマっている姪っ子に聞いただけなので詳しいことは何も知らないのですまんな。



……6色セット18,000円くらいならほしいかもよ? ただボディにイラストなどを入れるのはやめていただきたい。バレるので。箱とかにひっそりシルエットとかで入れてくれたらそれでいいです。箱もとっておきますから。シャー芯出すなら万年筆出してもいいでしょ!

まあでも、LAMYは一応ドイツだから無理だろうとも思うので、いっそプレラの色彩逢いとかで出さねえかな。インナーキャップにシルエットでも印刷して……と思ったら、紫以外は普通にあるな……まあ、赤・青・緑・紫・黄・ピンクって、やりだしたら戦隊モノとかなんでもコラボできる色だもんね。時期的には、やるならタイミング的には去年だったと思うけど……。でもやっぱサファリがいいなあ。特別書き味が好きとかそういうのはないけど(鉛筆っぽくてあれはあれで好き)並べておきたい色と形してるんだよな。文房具屋行くとつい見ちゃう。色が違うだけで全部同じだってことはわかってるんだけど(と、シャルトルブルーとブルゴーニュを見比べながら)



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< 前回までのあらすじ >
#3776センチュリーのシャルトルブルーブルゴーニュ(どちらも字幅は超極細)のフローが渋くて文字が書けない! でも調整に持ってく前にやれることはやってみることにした。

素人の浅知恵調整ダメ絶対。メーカー修理できなくなるし失敗すると取り返しがつかなくなるので、やるなら自己責任だけど本当はやらずにメーカーかペンクリニックかプロに頼むのが一番です。良い子はぜったい真似しちゃ駄目だよ!(特に最後の方)

< 症状 >
・原稿用紙1枚分くらい書いてると(体感)インクが掠れてくる
・ペン先を水に浸けても微妙

< 考えられる原因 >
・ペン芯にあるインクを使い切ると書けなくなるっぽい
・ペン先の切り割りが詰まってる
・ペン芯の溝にインクが流れてない
・ペン先に繊維滓が詰まってる

書き出しは快調(というほどでもないがまあ書ける)なので、多分原因は上記のどれかだろうと推測。とりあえずシャルトルブルーの方で切り割りを掃除してみることにする。大昔に買ったラッピングフィルム(#15000)で切り割りの中をスリスリしたが、ペン先が削れちゃうからやりたくなかった。他にツールがなかったので仕方なくだけど、今思えばフィルム付箋とか使えばよかった。回避できる危険は回避した方がいいよね。素人だし。

でもスリスリしても症状は全く改善しなかったので、今度はペン芯を引っこ抜いてみた。インク溝を掃除してみるも別に滓は詰まっていない。この辺からだんだん調子に乗ってきて、カッターで溝を掘り始めてしまった。ここがポイント・オブ・ノーリターン。何度か刃先でなぞってるうちに、なんか黒い繊維状のものがチョロっと出てきた。やばいペン芯削っちゃった。溝が広がってるよやべえええええええええ、って焦って、とりあえずインクを拭いてペン先をセットして首軸に戻したら、案の定と言うかフローは劇的に改善してたんだけど、今度はペン先が引っかかってペチペチ鳴っている……ルーペ(10倍しかなかった)で見たら、ちょっとペンポイントが上下にずれていた。もう一回引っこ抜いて、ペン先だけ見たらちゃんと揃ってるのでペン芯とのセッティング位置が悪いのだろうと思って、はめ直したら今度はちゃんと揃った(多分)

そりゃあねえ、インク溝掘ったらフローは改善しますよ川幅が広がるようなもんだもん。でもフローが多すぎてもペンポイントの方で受け止められないかもしれないし、これはマジで紙一重だった。偶然うまく行っただけだと思う。カッターマジヤバイ。ペン芯はプラスチックだもの。めっちゃ焦ったwww まあ結果オーライではあるけれど、溝掘り過ぎた時には「あ、もうこれはシャルトルブルーと心中したな」って思いました。まあ心中するつもりでカッターは使ったんだけど……

その反省を踏まえて隙間ゲージ買ったけど後の祭りと言えば後の祭り……でも隙間ゲージ超便利。0.04mmとかをハート穴からさし仕込んでスリスリする。先に買っとけばよかったよチクショウ……てわけで、ついでにルーペも買った。10倍だと極細のペンポイントは見づらいので30倍を。これでペンポイントのズレを最終チェックする予定(まだ届いてない)

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で、それを踏まえてシャルトルブルーで書いてみた。記事冒頭の写真に比べて筆記線が太く、濃くなっているのがお分かりいただけるだろうか。まあインクもプラチナのカーボンインクからローラー&クライナーのドキュメントインクに変えてるけど。R&Kのインクに変えてから(素人調整前から)書き出しの1画目がかすれる現象は続いてるんだけど、これはインクのせいなのか今回の適当調整のせいなのか私の筆記角度のせいなのかまだ原因が特定できていないので対応は保留中。インクが馴染むか、使い込んでペンポイントがいい感じになったら解消されるかもしれないし。段差とかなかったらまあいいや。

とりあえず現状、途中でインクがかすれることはなくなった。フローも増えて書き心地も大分万年筆っぽく、サリサリな感じにはなってきたし。今思うと、以前はガリガリ、って感じだったなあ。これが超極細ってものかなあと思ってたけど。

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そんで次。ブルゴーニュ。こちらもシャルトルブルーと同様の現象が起きていた。けれども一度メーカー修理に出してオーバーホールしてもらってるし、切り割りにカスが詰まってるとかそういうわけではないらしい。とりあえず首軸抜いてみるか、と思ったら全然抜けない。修理前はあんなに簡単にすっぽ抜けたくせにwwwさすがメーカー修理wwwwと思ったけど、いくら首がゆるいのを直してもらったってインクが出なきゃしょうがないのよ、とやけになって引っ張ったら、1mmくらい出てきた。

わかりにくいけど、上の写真で、首軸付近でインクが黒く付着しているのが今回引っ張り出した部分。これ以上はどうしても抜けなくて、ペン芯のフィンが折れんばかりの勢いだったのでここで断念。押しても戻らないのでそのままの位置で書いてみたら、まあなんと、劇的にフローが改善しているじゃありませんか!

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処置前・処置後。なにこれこわい。何もしてないのに。

あとで比べてみたら、現在の状態でシャルトルブルーとペン先の長さが同じだった。推測でしかないけど、ペン芯突っ込み過ぎだったんじゃないの……? それでインクの流れが阻害されてたんじゃないの……?

とにかく、なんかこの位置がベストポジションな気がする。書いてる途中のかすれもなくなったし、まあ、よくわからないけど結果オーライということで。なんだこれ。



このようにして、心中覚悟の素人ペン先調整は一旦の幕を下ろしたわけですけれども、今思い返すとホント紙一重でやばいシーンがたくさんあった。やはり素人の浅知恵調整ダメ絶対。そもそも、細い線が書きたくて超極細を選んだのに、フロー良くなったせいで細い線引けなくなってるからね。いま、大橋堂の極細とだいたい同じくらいの字幅だからね。書きやすくなったけど、書きやすさを得て超極細の個性を殺した感じがする。まあそれほどまでに細い線が引きたいなら、そこだけマルチライナー使えばいいじゃん、って話なんですけど。万年筆に何を求めるかよね。私の場合、結局、書きやすさ>>>(越えられない壁)>>>極細線、で落ち着いてしまったからもう仕方ない。

あと最後から二番目の武器としてDe Atramentisのドキュメントインク、個人輸入して到着待ちなんだけど、これをシャルトルブルーに入れて1画目インクがかすれるかどうかテストしようとは思ってる。1画目のかすれは、R&Kを別の万年筆(プレラ)に入れたときにも発生しているからその検証実験でもある。最後の武器は調整に出す。最悪3月の中屋のイベントに行くかと思っていたが(行ったら絶対シガーロングのペン先を交換してしまうだろうし)素人が適当にいじった尻拭いなどさせては申し訳ないからなるべくなら出したくない。このままなんとか使っていきたい、そう思う所存です。

でも、今回はペン芯が抜けやすいと評判のセンチュリーだからこそ出来た技であって、モンブランとかペリカンとかデルタとかだったら絶対やらないし出来ない(前科者)中屋でも無理だな……そもそも中屋はいじらずに速攻で調整を依頼するよ……。そう考えると、大橋堂が毎年くれる葉書のなんとありがたいことよ。餅は餅屋、自分、不器用ですからラッピングフィルムは再び引き出しの奥深くにしまいこんでおきました。



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