季節外れの
色彩雫・冬将軍。5月なのに真夏日でカッとなってやった。フロー多めの太字に入れたら濃淡が綺麗なのでは? と思って、前にユーロボックスで購入せしめた146の中字? 太字くらいのやつに入れてみた。これはなかなかいい感じでは……? スタブ調だとちょっとだけ字がうまく見えるような気がしないでもないよね、ちょっとだけだけど。
渡邊製本のBOOKNOTEに書いた。フールス紙だからちょっと沈んだ感じの色合いになる。最近は心が広くなったのでちょっとくらいのにじみも裏抜けも許せるよ! だがモールスキンてめーはだめだ。
こっちはほぼ日のトモエリバー。色が鮮やかですね、猫の影が写り込んで画面が暗くなってますけど。
この色でノート一面にがーっと書き殴った時にどうみえるかってことなんだけど、なんかすぐ飽きそうだな……ノートって考えをまとめるために書いててほとんど見返さないからどうでもいいんだけど。
フローは上々で濃淡が綺麗に出るから、文字書くというよりも水墨画みたいに使ったほうが美しいような気がしてきた。だったら薄墨を使えってな橋なんですけどね。最近はもう使うインクが固定しちゃってて、家には10年もののインク(レーシンググリーン未開封が3つくらいとか)あってどうしても消費できないから絵でも書くしかないかなと思ってる。流行りの万年筆画ってやつに手を出すときが来たか……!
顔料インクで主線を入れて、カラーインクのノリで万年筆用インクで色塗って水でぼやかすと面白いですよ。インク沼にハマって買い漁ってはみたものの、ふと我に返ってこの大量のインクどうしよう……よし万年筆増やすか! と、でかけた文房具屋で万年筆売り場に足を踏み入れる前に画材のところで水筆でも買ってみてはどうか。500円しないから失敗しても経済的。まあ万年筆にハマるようなやつはいずれ面相筆とかにもハマりだしてしまうんでしょうけどね(経験則)
それにしても、最近はずっと中屋万年筆の十角(中軟)とシガー(細軟)とペリカンのオーシャンスワール(EF)と伯爵(中字)ばっかり使ってたんだけど、久しぶりにモンブラン146とか使ってみたらやっぱりよかった。今回冬将軍を入れた146は現行品じゃなくてちょっと古いやつ(ペン先が全部金色)なんだけど、ペンポイントの形が綺麗で素敵。現行の丸いのも好きなんだけど、やっぱりスタブっぽいのが書きやすい気がする。
しかし、伯爵のスネークウッドはたまにインク途切れたりして結構扱いにくい。ペン芯の問題っぽいけど、流石に引っこ抜くのも怖いからインクを変えて様子見てるんだけど、中屋ってそんなトラブルが一切ないからほんとすごい。買ったその日からポテンシャル高いもの……まだ一度もトラブルに見舞われてないからメンテナンスの恩恵に預かったこともない。あと漆の感触がいいので特にシガーモデルなんかは気がつくとキャップを撫で回したりとかしてる。ていうか緑溜ほしいな……カエルの回り止めつけて……ていうか狐の回り止めあるのか中屋が私の財布を狙ってきてるな……
ちなみにオーシャンスワールは金ペン堂で買ったのでこちらもトラブル知らずです。最近はもう買える現行品は金ペン堂でいいやって思ってる。エラボー買った伊東屋は洗浄無料券とかくれるのでまあそれはそれで。ペン先の当たり外れで一喜一憂したくない万年筆を買うときは割引率よりも安心がほしいお年頃なの。まあそもそもあんまり失敗してねえけど。
イベント行ったら緑溜とかあるのかなあ……